お客様にご案内しているうちの1つ、
- 1.ストレッチで本当に痩せるのか
- 2.ストレッチのダイエット効果とは~4つの効果~
- 3.ストレッチの注意点
- 4.ストレッチの一番効果的なタイミングは?
- 5.ストレッチの効果がアップするやり方4か条
- 6.ダイエットに効果的なストレッチパーツ
- 7.ストレッチは健康にも効果あり。できることから始めよう
1.ストレッチで本当に痩せるのか
この頃は痩せるストレッチと巷で聞くことも少なくないですよね。
激しい運動が苦手な方には特に響くこのワード、
いざ挑戦してもなかなか変化が出ずやめてしまった方も多いですよね
「ストレッチでは痩せない」と感じる場合「痩せる」の意味は、
「体重を減らす」「脂肪を燃焼する」ことだと思います。
残念ながら一人でできるストレッチそのものには、脂肪をガンガン燃焼するほどの運動量はありません。
対して、
「ストレッチで痩せる」という場合
「スタイルが良くなる」「身体のコンディションが良くなる」ことを指している場合が多いです。
ストレッチの効果で望めることは
「コンディションを整えること」と「部分痩せのサポート」。
コンディションが良ければ、運動する気力が沸くことも期待できますし、そして運動することで心身ともにリフレッシュ効果が得られます
痩せなくて悩んでいる人や、部分痩せを希望している人の多くは、筋肉がパンパンに張り、その周りの脂肪も硬め。。。
逆に筋肉が少なく、ぽちゃぽちゃした脂肪が減らないとお悩みの人もいます
その多くは、運動不足とケア不足。
筋肉の緊張状態が長引いていたり、動きが少ないことが原因です。ですので、特にそういう人にとっては、「痩せる」ことの足がかりとして、ストレッチは有効といえます
2.ストレッチのダイエット効果とは~4つの効果~
ストレッチと聞くと体を伸ばしてコリをほぐしたり、リラックスしたりするものだと思われがちですが、実はダイエットにも効果的です。
ストレッチをすると血行が促進されて新陳代謝が高まり、脂肪が燃焼されやすくなります。また、伸ばす動きにねじりをプラスすることで、ボディラインを引き締める効果も期待できます。
さっそくストレッチがダイエットに効果がある理由を詳しく紹介します!
~ストレッチに期待できる4つのダイエット効果~
①可動域が広がり脂肪の燃焼率がアップ
硬くなりやすい関節や筋肉の動きをストレッチでほぐすことで、可動域を広げます。
動作が大きくなれば基礎代謝もアップし、脂肪を燃焼しやすいボディになります。特に女性ホルモンと深く関わりがあるとされる仙骨(骨盤内)を調整することで、いつまでも美しいボディラインをキープしやすくなりますよ
②むくみや冷えが改善され脂肪がつきにくくなる
ストレッチで血流が促されると、むくみや冷えの改善にもつながります。
むくむと冷えやすくなり、冷えていると脂肪がつきやすくなる……。
③成長ホルモンの分泌を促し太りにくい体に
アンチエイジングに欠かせない成長ホルモンは「夜10時頃から夜中の2時頃」睡眠中に一番多く分泌されるといわれています。
お休み前にストレッチでコリをほぐすと副交感神経が優位になり、快眠しやすくなります
ぐっすり眠ることで成長ホルモンの分泌が促されると、太りにくい体づくりに役立ってくれます。
④過食を防ぐ
ダイエットの天敵はストレスといっても過言ではありません。
イライラがたまると、暴飲暴食へ突き進みがち。でも、ストレッチで副交感神経を優位にすることでストレスを軽減させることができます。
「飲んでストレス解消だ! もう食べちゃうー!」といった攻撃的な気持ちが落ちついてくるはずです
このようにダイエットのためにストレッチは有効的なツールだとお伝えしたところですが
3.ストレッチの注意点
デメリットというほどではありませんが、ダイエットの観点で見るとストレッチだけでは効果が出るまで時間がかかります。
このことが続けにくい理由の一つではないでしょうか。
実際に脂肪を燃焼してサイズダウンを狙いたいという場合は、しっかり筋肉をつけて、熱を産出しやすい体にする筋トレを実践した方が効果が出やすいのは事実です。
だからといってストレッチには即効性がないというわけではありません。
例えば、むくみが原因で脚やウエストが太く見えているタイプの人は、ストレッチで脚はほっそり、ウエストのクビレも復活することがあります。
血流を促して老廃物を流し、むくみや冷え、コリの解消という目的であればすぐに実感できるはずです
また運動が苦手、あまり好きではない人は、ストレッチでゆっくりボディラインをつくるのも一つの方法だといえます。
そしてもう一つ、ストレッチを張り切りすぎると効果が出にくいということ。
そんな風になってしまう方は表情と照らし合わせながら行うと力みませんよ
「早くゆるめたい!」「一気にゆるみたい!」と力んで痛みを我慢すると、苦痛が残るわりになかなか変化は見えにくくなりますので、ストレッチは優しくリラックスした状態で行ってください
緊張する(=交感神経が優位になる)と、血管だけではなく、筋肉も収縮します。イライラした日、嫌なことで頭がいっぱいの日、心身のリラックスタイムにストレッチを行えば、コンディションも整いますのでおススメです
また「ストレッチをやってみましょう」と実際に声をかけると、その反応は様々。。。
そのご意見をピックアップ、どう工夫するのが良いか簡単にお答えします
■筋トレと混同
ストレッチ、といって筋トレを始めてしまった、そんな人もいらっしゃいます。
筋トレは筋肉を鍛えるもの。ストレッチはリラックス。
この違いを大切にすると、今日自分にやってあげたいケアを選べるようになりますよ
■「痛い!」という先入観で取り入れられない
だれしもが一度は感じたことのある、ストレッチによる痛み。故に「ストレッチは痛いから嫌だ」というご意見も耳にします。
現代のストレッチは、後ろから人に無理やり押されるようなものではありませんので筋肉の緊張を取ってあげたいときや、気が向くことがあれば取り入れましょう
■思うように力が抜けない
ストレッチをしようにも、「力が抜けない」ことで困る方もいますよね。
普段の何気ない動作でも必要以上に力んでしまう人、力を抜こうと思えば思うほど力が抜けずストレスを溜めてしまう人もいます。
それらは力加減に慣れていなかっただけなのです。
あまりに無駄に力んでいることに気がついたら「ちょっとだけ力を抜いてみよう」と、リラックスしてみてください。力が入ること自体は、動いているなら当たり前
つづいては、タイミングについて。
4.ストレッチの一番効果的なタイミングは?
運動の前にウォームアップをして筋肉の温度である『筋温』を上げると効率よく動けるようになり、逆に体が冷え固まっていると痛みを感じやすいことは皆さんもわかることかと思います。
目的や時間帯によってストレッチを使い分けることでしっかり結果とコミットさせていきましょう!
朝や夜、運動前後、お風呂前後、いつ行えば良いか…
一番効果的なタイミングはズバリ、
行うタイミングでどんな効果を持つのかご紹介しますので、好きな時と照らし合わせてみてください。
まずは朝。
【朝】
朝のストレッチは、目覚めるために行うと良いです。
ただし身体が温まっておらず身体が伸びにくい状態ですので、ゆっくり行いましょう。
ストレッチにより代謝が上がって身体がアクティブモードになりやすくなります。
また朝のうちに代謝を上げるとその一日の代謝量が底上げされますよ
【日中】
日中のストレッチは程よく働いて身体が温まっているので、朝とは違い筋肉を痛めにくいです。
それから、デスクワークなどで動きが悪くなった筋肉を解すことで、むくみ解消や疲労軽減になります。
【夕方以降】
また、ストレッチをしてから入浴することで、お風呂での温まり方やリラックスが変わることも期待できます。
寝る前は睡眠時間に向け活動量をフェイドアウトさせられるゆったりストレッチがおすすめです。睡眠は、身体の整理整頓をする時間。
眠る前に行うことで、睡眠の質が向上すれば、目覚めやむくみがすっきりするサポートにもなります。
朝・昼・夕方以降とそれぞれに効果があるとお伝えしていますが今回はダイエット目的のストレッチについてテーマを掲げています。
そう、ダイエッターに立ちはだかる最大の敵は
変な時間の空腹感!
変な時間に空腹感を感じた時こそ、ストレッチで自律神経を整えることで空腹感が無くなりますよ。
5.ストレッチの効果がアップするやり方4か条
ストレッチの効果とやるタイミングの次は、やり方についてお話していきます。
これからのストレッチライフでさらに効果を出したい方は要点を確認しながら実践していきましょう!
・リラックスした状態で行う
ストレッチを行う際には、伸ばしたい骨格筋がリラックスしている状態で、「どの筋肉を伸ばしているのか意識する」のが最大のポイントです。
・ 正しい姿勢で行い、イタ気持ちいい範囲で
正しい姿勢で行わないと効果がないばかりか、特定の部位に負担がかかって痛みや傷害の原因にもなりかねません…。
痛いと無意識に力が入ってしまうので気持ちいいところを重視して行ってください。
・ 息を止めず、ゆっくり呼吸をしながら行う
基本的にストレッチする際には息を吐きながら、ターゲットとする筋肉を伸ばし、その状態を10~30秒キープします。
・反動を使わない
反動をつけると限界以上に伸びてしまい、筋や腱を傷めてしまうことになりかねません。
バウンドさせずにゆっくりと伸ばして、戻すときもゆっくりと戻していきます。
気を付けることが多いように感じるかもしれませんが、大きくはご自身が気持ちよく感じられているか、且つ呼吸がしやすいことがストレッチの効果を引き上げてくれます
6.ダイエットに効果的なストレッチパーツ
ストレッチのダイエットを始めるならおすすめのパーツです。
■大きい筋肉
まず、代謝をよくするには、大きな筋肉を動かす事がポイントです。
下半身の大きな筋肉群、大臀筋(お尻)や大腿四頭筋(太もも前)、ハムストリングス(太もも裏)をストレッチすると基礎代謝が上がりやすくなります。
さらに、「ここはやっておきたい!」というおすすめのパーツが、ふくらはぎと肩甲骨周辺です。それには、次のような理由があります。
■ ふくらはぎ
ふくらはぎは「第二の心臓」といわれ、重力に逆らって血液を心臓に送り返す働き(=ミルキングアクション)を担っています。
ですが、運動不足や冷えなどによって血行不良になると、きちんとその働きを遂行することができずに老廃物が溜り、メリハリのないぽってりした脚になってしまいます。
ふくらはぎを効果的に動かして、ふくらはぎが担っているミルキングアクション機能がきちんと働くようにすれば、スッキリした美脚にもつながります。
■肩甲骨周辺の僧帽筋
背中は体の中でも筋肉の量も種類も多いので、肩甲骨まわりを動かすことは代謝UPに効果的です。
肩甲骨のまわりには、僧帽筋周辺の赤筋という褐色脂肪細胞があるので脂肪を燃やし、燃焼系ボディへと導いてくれますよ
7.ストレッチは健康にも効果あり。できることから始めよう
健康にも効果のあるストレッチ。
例えば肩こりは肩に力が入っていることだけが原因ではなく、脚の力みが原因だったりもします。この場合、脚のストレッチが肩こりの予防や解消にも繋がるわけです。スタイルアップと健康、同時に手に入れられたら良いですよね
このようにこうしなければならない等の厳密な縛りはありません。
繰り返しになりますが「脂肪を燃やす運動ではない」という意味では、ストレッチは痩せるものではありません…。
ですが「ボディラインを整える」「心身のコンディションを整える」ことから、痩せるという意味もあると思います
まずは今知っているストレッチを優しく丁寧に行ってみてください。
動きに慣れていくことで、関連する神経との連携もスムーズになり、動きの無駄が減っていきます。
繰り返し行い、変わる身体を通してストレッチも進化していく、
フォームの修正、バリエーション数の加減……いずれにせよ、今あなたができることをやりましょう。それがきっかけであり一つの正解でいいのです。
頭も身体もカチコチにしておくより、ものごとに柔軟にチャレンジして、気持ちの良い時間を増やしませんか
アンスリウムではスタッフがお客様の悩みに合わせて施術する他に、ストレッチなど日ごろのプチアドバイスも行っております。
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